こいのぼり
巻機山とこいのぼりの一枚。コロナで中止されていた登川にかかるこいのぼりのプロジェクトが再開された。童謡「こいのぼり」の歌詞は「やねよりたかいこいのぼり おおきいまごいはおとうさん ちいさいひごいはこどもたち おもしろそうにおよいでる」とあるが、「真鯉(黒い鯉)はお父さんで緋鯉は(赤い鯉)は子供たちなら、それより小さい青い鯉は何なんだ。緋鯉はお母さんなんじゃないか」とぼんやり思っていた。調べてみると歌詞は正しく、明治、大正時代は歌詞の通りの設定だったが、昭和30年代に家族観の変化もあり、青鯉が付け加えられて黒(父)赤(母)青(子)と再定義されたらしい。もともと江戸時代に武家の風習として関東で始まり最初は真鯉だけだったようで童謡の歌詞の謎が解けた。