力石

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力石

力石は、力だめしをするために神社などに置かれた石である。話には聞いていたが、力石が近くの神社に置いてあるのを見つけたので撮影に出かけた。江戸から明治にかけて娯楽や鍛錬のために力石を用いた力試しが全国で盛んに行われた。調査記録によれば全国に約14,000、市町村が有形文化財に指定した石だけでも全国に350あるという。力石は持ち上げて力を競うが、胸まで上げる、肩まであげる、頭上にあげる、また持ち上げて歩く、体の周りを回すなどやり方は様々あった。本当かどうか分からないが仰向けに寝て足の裏で石をくるくる回すなどという記述もある。力石は最低でも60㎏以上はあり、中には300㎏を超えるものもあるという。文字を刻むことも盛んに行われ、何貫と重さが刻まれたり、持ち上げた人の名と年月日などが刻まれたりした。力石に名前が付けられたりする例もある。さて、撮影に行った力石だが、ぐるりと一回り見てみたが無銘であった。もちろん持ち上げようと挑戦してみたが、びくともしない。何キロあるかは分からないが1人で持ち上げられるような代物には思えない。昔の人はこれを持ち上げたのだろうか。ともあれ昔の生活を知る貴重な文化財である。

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