山菜 フキノトウ

山菜

山菜 フキノトウ

フキノトウは雪が解ければ最初に顔を出すもっともなじみ深い山菜だ。スーパーで見かけるものは栽培なので、つぼみがまだ固く開かない小さなものが販売されていて、大きくなって開いたものや、つぼみ以外は食べられないと思われていたりするが、多少開いたり、成長した茎や葉も南魚沼では普通に食べている。他所の地域の山菜と食べ比べたわけではないので真偽のほどは定かでないが、雪の積もる地域では灰汁が抜け上質な山菜が採れるという。雪下にんじんのにんじん臭さがなくなって美味しくなるのと同じ理屈なのだと思う。フキノトウは天ぷらや油いためにして食べる。山菜らしい香りと苦みが強く、フキノトウが食卓に上れば春の訪れを感じる。今回はみそ炒めにしたが、天ぷらやみそ炒めでこの春すでに何度か食べている。フキノトウも終わりで、これがこの春最後だと思う。

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